お引越ししました!

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豹は死して皮を留め人は死して名を留む

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 すっかり春めいて来ましたね。相変わらずパソコンの前に座っている時間が短く…なかなかこちらに顔を出せない出不精です。…とかなんだかんだ言いますが、ただの言い訳です。もっと几帳面に書けたら良いのですが、いつもいつも物凄く時間と労力が掛かってしまうので、(はっきり言ってしまえば)苦手なのです。文章書くの。けれど嫌いではないのです。寧ろ好きです。書くのも読むのも。
 そんな感じで年明けから「更新しなきゃー書かなきゃー」と言う想いを頭の隅の方に抱きながら、3月11日に大阪で歌わせていただける機会に恵まれ、年明けから何度か関西の方に足を延ばしておりました。この度のお話は昨年の11月に京都でコンサートをしたときに聴きに来てくださった方からの依頼で、どんなことになるのか不安もありましたが出来て良かったと心から感謝しております!本当にありがとうございました!
 今回の本番も言葉では言い表せないほどわたしにとって良い機会になったことは勿論なのですが、合わせの合間に訪れた“司馬遼太郎記念館”で過ごした2時間余りも大変良い機会となりました。元々、美術館や博物館など好きな方ではあるのですが、中でも“文学館”や“記念館”が特に好きで、今回関西に何度か足を運ぶと決まってから、宝塚の“富岡鉄斎美術館”に行くか…神戸の“神戸文学館”へ行くか…宇治の“源氏物語ミュージアム”に行くか…東大阪の“司馬遼太郎記念館”に行くか…迷いに迷って≪今、わたしの中でブームを起こしている司馬遼太郎記念館かな≫ということでこちらに決めました。思えば大阪って一人歩きしたことが殆どなく、環状線に乗るときは一人ワクワクしておりました。そして記念館を見た瞬間に“あ、なんだか安藤忠雄さんっぽいなぁ。坂の上の雲ミュージアムを思い出すなぁ。あとアサヒビール大山崎山荘美術館。”と想いながら入館。場所だけ調べて建築家のことは一切調べていなかったので、入って妙に納得。一人で「やっぱりそうか。うんうん。」と頷いておりました。不審者。
 拝観していて…街に美術館も博物館もあると素敵ですが、文字でなにかを表現し、伝え、それを汲み取っていく場所があるというのは素晴らしいことだなと感じました。文字離れという今の時代、これからの時代を考えてしまうと、大きな主だった文学館のない広島って…とか考えちゃうわけです。。なぜそう思うかというと、最近、園児から高校生までの子供たちの作文を読む機会に恵まれたのですが、文章が拙いなぁ、幼いなぁ、と感じることが多く…本当に文章力、表現力を育てていかなくては…!と危機感が募ってしまいました。そんな中、子供たちにプレゼントしよう!と決めた“二十一世紀に生きる君たちへ”。

f:id:lily0000:20150317163400j:plain これは子供たちだけではなく、わたし自身にも問いかけられたものでもありました。そして読みながら“信念を持って貫いて生きた人の言葉というのは、なんて心に響くんだろう”と。なんだってそうですよね。信念を持ってなにかに専念している人の言葉や、演奏や、行動って、響きますもの。人に伝わります。この司馬さんの言葉を胸にこれから生きていこうと決心したこの初春は2016年の良い時となりました。

 打って変わって2016年も日々、みよしKIRIRI児童合唱団の練習に顔を出していますが、最近、新しいグッズも登場いたしました。

f:id:lily0000:20150317163507j:plain こちらは可愛い子たち。なかなか子供たちに人気(?)な湯婆婆。わたしとしてはトトロとか好きなんですけどね。この大トトロも中トトロも大きさがさほど変わらないという一点で。笑
 そしてこちらもニューフェイス。いや、本当にフェイス。笑

f:id:lily0000:20150317163605j:plain 五年くらい前から欲しい欲しいと思っていた頭蓋骨!愛しの頭蓋骨!もうわたしの白い恋人です(ぇ)
 これをレッスンに持っていった日、名前を決めようということになりまして、ついに名前が決定いたしました。“田中・ウィリアム・太郎・2世”という、思い浮かんだものすべてを詰め込んだ名前です。肉付きはどうだったであれ、素敵な男性に違いない。というもの、この田中くんが来てくれてからというもの、とても優秀なのです。子供たちの反応が。今まで絵では骨を見ていたけれど立体的なものを見ると具体的に分かってきたのか、良い感じです。いやあ、良かった良かった。見つけてくださったSさんに感謝です。ほんと。笑

 来月はMOEKAのコンサートも広島、長野でありますし、バタバタしておりますが、コンサートの案内を含めまたこちらに書きに来ようと思っております。今月中にはまた必ず…。必ず…(小声)またこちらでお会いいたしましょう。

(タイトルは中国故事から。
 豹は死んだ後にも美しい毛皮を残す。
 人も死んだ後には名を残さなくてはならない)