Verkleiden - Verwandeln - Verführen

水曜日のレッスンが終わった後はいつも美術館に足を運ぶようにしています。と言っても、木曜日以外は１８時に閉まってしまう美術館が多いのであまりじっくりとは見れないのですが・・・。木曜日は２１時まで開いている美術館が多くて、それが水曜日なら良いのになあ、っていつも行って思います。毎週毎週「あと１５分で閉まるわよ。」と言われてそそくさと帰るわたしの後姿が寂しそうに見えるのか、たまに「もう少し早い時間に来たら？」って言われたりしてしまいます。いや、来たくても来れないんですよレッスンが・・・と言う言葉を飲み込んで「そうですね。」なんてヘラッと笑ってしまたり・・・。
そんなこんなで今回はÖsterreichisches Theatermuseumへ足を運びました。画像から見るとおり、そう、舞台衣装の展示を今していて、年が明けてから行こう行こうと思っていたのが今やっと実現しました（・・・って、まだ半分も見れていませんが・・・。苦笑）次に行ったとき、ちゃんと全部見たいです。でも、舞台や映画に携わっている人たちの仕事振りを垣間見ることが出来てとても面白い！　それに裁縫が苦手なわたしには出来ないことなので感動が倍です！　細かい作業を繰り返して作り出される衣装。着る人それぞれに合わせたパターンに、重量感を見せるけれど決して重たい素材を使わない、それが本当に職人魂だなあ、と関心しました。
一番「ステキ！」と思ったのは「裂き織り」で作られたマント！　たくさんの色の布で作られていて微妙な色の変化が遠目で見ると本当に鮮やかに、そして上品に見えて、横にそれを付けた時の映像が映っていたのですが、本当に「味」の出ているものになっていて感動しました。わたしの祖母が「裂き織り」を去年から始めたので、その影響も強いんだと思いますが。。。あれは、祖母に見せてあげたくなるような出来栄えでした！！！
ひとつの部屋には衣装を作るまでの工程の映像があったり、衣装係の方のインタビューもあったりと見所がたくさんで、１７時前に美術館に入ってたんじゃいつ全てを見終わるかっ！　と言う感じです。・・・なので今週末にでも行ってじっくりと見て来ようと思っています。楽しみっ！　・・・そうそう・・・驚いたことと言えば、画家で有名なオスカー・ココシュカのデザインした衣装があったということでしょうか・・・。ピンクでとっても可愛らしいワンピースでした。・・・あまり詳しく説明のところを読んでいないので間違っているかもしれませんが・・・次に行ったときにちゃんと見てみようと思います。！

明日は金曜日。素敵な週末をみなさまお過ごしください。！