お引越ししました!

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プラハ dva ∴ キュビズム建築

プラハ二日目。まだ観光名所で行けていないところが多々あるのですが、今年の夏はウィーンでは建築物を巡ることを念頭に置いているのでその流れでプラハにある建築を・・・と思い調べて行って来ました◎

この住宅はプラハ城の麓にある住宅街にあるものです。通りの名前は“Tychonova”地下鉄A線のHradčanská駅から歩いて五分くらい行ったところでしょうか。駅に着いて地図を見ていたわたしたちを通りすがりの小母さまが助けて行くことが出来ました。最初何を聞かれているのか分からず、取りあえず頷いたら付いて来いと言わんばかりにこちらを振り返る小母さま。笑 彼女が居なければ辿り着けたか・・・微妙なところでした。でも、ちゃんとお礼が言えず(彼女はそのまま歩き続け行ってしまいました。本当、謎な人だった・・・)残念。。。

 

思えば、ベルリンに行った時も地図を見ていたらランニング中の方が道を教えてくれたりと、助けられることが多いなあ、と感じます。ウィーンで助けられたことは全くないけれど(ぇ)よく人に道は聞かれます。先日、フランス人観光客でフランス語で聞かれたときは、わたしって相手の目にどう映ってるんだろうか、と不思議に思いましたが。困ってる人を、サラッと助けられるようになりたいものです。

それからプラハ城へ。
思えば全体像がこれしかありませんでした。裏手から見たところ。こちらから敷地内に入ったのは初めてでしたが、こちらの方が坂が急ではないし、人も少ないし、次に来るならこちらを利用しようと思いました。笑

そして聖ヴィート教会の中へ。この教会の起源はとても古く、925年に建てられました。今建っているものは1344年に建てられたものだとか。それまでに色々な歴史があるそうです。詳しく書こうと思うと、色々と読まなくてはいけないので書きませんが、とても面白い内容かと思います。ので、気になる方はどうぞ。笑 そう言えば、ここはミュシャのステンドグラスがある、と言うのも魅力の一つですね。

こちらは内部。ミュシャのステンドグラスは上手く撮れなかったので次回に回しておきます。笑

そして、街へと降り、

 

カレル橋へ。モルダウ川の上に掛かるこの橋は全長515.7m。橋の欄干には30体の彫刻が立っています。

 

立っている彫刻の中の一つに、触ると幸せが返って来る、と言う彫刻があります(確か、そういう内容だったような気がします。違っていたらすみません)わたしは・・・そういう事に興味がないので、占いもしない、見ない、触らない、拝まない、と決めています。ので、取りあえず写真だけ。

そしてスメタナ博物館へと行って来ました。橋の麓にあるこの博物館は、中からの眺めがとても良かったです。

 

ドヴォルザーク博物館とは少し趣向が違っていて、こちらの方が資料などは多かったですが、どこか落ち着きなく見ていたような気がします。物の配置なのか展示の仕方なのか、わたしの気持ちの問題なのか、そこら辺は分かりませんが・・・。
それから路面電車に乗って少し遅めのお昼ご飯へ。場所はモルダウ川沿いにあるアール・デコの内装の“Cafe Slavia”

そこでわたしはウィーンにもある(もう、いつもこのパターンですね笑)鳥のフライの乗っているサラダ(胡桃とブルーチーズが入っていて美味しかったです)とお友だちはジャガイモの・・・なんだったっけ・・・ジャガイモのバーガー的なものでした。上にローズマリーが刺してあった・・・それは覚えてる。笑

そこから通りを挟んだところにあるキュビズム建築へ。通りの名前は“,Spálená”

歩いていて、これじゃない、これじゃない、と上ばかり見ていて変な人だったことでしょう。笑

 

そこから路面電車24番へ乗り、キュビズム建築がたくさんあるという地区へ。

まずはネクラノヴァ通りの集合住宅。少し急な坂に建てられたこの集合住宅。傾斜はこんな風になっています。

 

設計は、ヨゼフ・ホホル。1914年に建てられました。彼の作品の中では結構シンプルなものかと思いました。
次に見たのはコヴァジョヴィッチ邸。こちらは裏側。そしてこれもヨゼフ・ホホルの作品です。1913年のものです。

正面はこうなっています。同じ建物だとは最初気付かなく・・・よくよく考えたら・・・!と言う感じで分かりました。笑

その近くにあるヴィシェフラドの三世帯住宅にも行って来ました。

設計者はこちらもヨゼフ・ホホル。1913年の作品です。こういった結晶体のように分割された壁面や幾何学模様が初期キュビズム建築の特徴だそうです。が、後期、とか、どうなっちゃうんだろう・・・と少し不思議に思いました。

 

そこから美術館か博物館か回ろうと思っていたのですが、友だちが体調を崩してしまいホテルへ戻ることに。そこでわたしも暫しの休憩。(多分)食あたりしてしまった友だちの夕飯を買い出しに行くべく少し散歩がてら旧市街を歩くことに。

時計塔を眺め、

広場を無駄に一周し(笑)少しだけユダヤ人地区を散歩。ガイドブックを持って出なかったのでどこに何があるのか分からず、ただただ歩きました。途中、キュビズム建築を見つけたのですが、工事中で上手く撮れず・・・あれはどこら辺にあったのか・・・地図を見ても分かりませんでした。ただ、分かったことと言えば、わたし、一人で出掛けると迷子になるんだなあ、と言う事です。地図も読めなくなります。誰かと一緒だといつも地図を見る掛かりを任されるので、地図は読めるのですが、一人になるとどうでも良くなる(責任感が無くなる?)のか土地勘がなくなりました。・・・気を付けたいです。苦笑

取りあえず、簡単に夕飯を買い、わたしもホテルで夕飯を食べ、次の日、ミュシャの美術館だけ行ってウィーンへと帰って来ました。友だちは次の日も調子が悪く本当に辛そうでした・・・。でも、無事に帰ってくることが出来、ほっとしています。早く良くなってくれたら良いなあ、と。旅はこういうことも起こってしまうので気が抜けませんね。

こんな感じで今回のプラハ旅行は終わりました。色々とハプニングもありつつ、次の旅行に向けて始動しなくては・・・!と思っています。まあ、その前にコンクールの世界予選があるわけですが、、、はは、、、。楽しんでこの夏を過ごせたら!と思っています。

素敵な週末をお過ごしください◎