お引越ししました!

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川棚。そして角島。

この夏に行った、山口県の川棚のことを書いて行こうと思います。
今回は昨年の秋にバイエルンを一緒に旅行した原田千恵子さんと川棚へ行って来ました!

新山口駅で千恵子さんと待ち合わせをして、川棚へ。初めて行く場所だったので内心ドキドキ。着いてすぐに、人生初の「瓦そば」を食べました(旅の一枚目の写真がコレ、という…なんとも自分の食に対する貪欲さ加減が分かる一枚目…。)
それから、川棚と言えば、フランスの大ピアニスト「アルフレッド・コルトー」が愛した土地!というわけで、2010年に出来た「コルトーホール」を千恵子さんのお知り合いである、川棚グランドホテルお多福の岡本専務様に案内して頂きました。

興味深い話をたくさん聞けました。その中でも一番印象に残ったのは、コルトー自身が川棚を気に入っていたことは知っていたのですが、その時に交わされた「約束」や「夢」が着実に実現しようとしていることでした。彼が亡くなって60年。その間に彼の残していた「」「意志」を受け継ぐ世代の方が多く居ることに大きな喜びを感じました。
こうして、目に見える形で実現して行くことを、コルトー自身も彼のご子息も、川棚の方々も、そしてコルトーのことを好きな人たちも喜んでいることと思います。

そして、彼がここに1953年。下関、宇部に演奏の時、「この上なく美しいこの島に、友情によって書かれたこの碑文が、願わくば絶えず夢の中に住む精神を持った、いちフランス人音楽家の想いをいつまでもとどめておくことができますように」という言葉を残した島「厚島」。この海岸の一つの島に「孤留島(コル島)」と名付けて彼の熱意に川棚の村長は「永住するのなら、無償で島を差し上げましょう」と提案しました。その提案は結局、果たされることはなかったのですが、とても素敵な話ですね。

この島を見ていると、ヨーロッパに帰って来たような気持ちになりました。そしてどこかまた日本風な・・・。そんな不思議な景色でした。

川棚温泉から、国道191号線を北上し、角島へ。

そこにある美しい灯台へ。・・・どこかイギリスっぽい(ヨーロッパでも北の地方を思わせる)灯台だなあ、と思っていると、この灯台の設計者はスコットランド人のチャード・ヘンリー・ブラントンが設計をしたそうな・・・。

(写真のピントが合ってませんが、、、汗)彼は「日本の灯台の父」って呼ばれているんですね。26歳のときに妻子と共に来日した彼。そんな彼の日本での最後の仕事がこの「角島灯台」でした。
その横にある灯台守の宿舎は、資料館になっていてました。

こうして、川棚と角島を見て回りました。

・・・数年前から山口県にはよく行っていますが、見て回っていく度に山口県って魅力的な場所がたくさんあるなあ、と感じて、好きです。

次の日は、高校時代にあったコンクールの全国大会で山口県代表だった友だちと萩、そして津和野へと行って来ました!こちらも少しずつ、書いて行こうと思います!!