お引越ししました!

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だんだんと街がクリスマス一色になって来ました。あちらこちらでサンタクロースの絵(?)に包まれたチョコレートを見かけたり、街の中でプンシュ(Punschu)と言う暖かい果実酒やグリューワイン(Gr〓n Wein)と言った暖かいお酒が売られていたり、13日からは市庁舎前にクリスマスマーケットが出るそうで、うきうきしています。ここ数年、毎年プンシュを飲むことにしている(引き篭もりがちなので、少しでも外に出よう、と言う目標の元。)のですが、アルコールがそんなに得意ではので、いつもKinder Punschと言う、子どもの飲む、アルコールの入っていないものを飲むようにしています。個人的には、甘くてあまり多くは飲めないのですが。。。
先日、家でコンサートの合わせを終えた友人たちと一緒にプンシュを飲みに行こう!と夜九時に家を出たのですが、閑散としているマーケットを見て、撃沈。あれ、今日から売り出してるんじゃないの?と疑問に思いつつ・・・。ここで帰るのは勿体無い!と言うわけで、カフェへと入って、プンシュを頼みました。あ、わたしはプンシュは頼まず、DEMMERS(デンマース)と言うオーストリアの紅茶店のフルーツティを頼みましたが、とても美味しかったです。滅多に自分では買わないDEMMERSの紅茶。カフェで飲むとまた、更に美味しく思えます。写真ではちょっと分かり辛いですが、紅茶、ピンク色です。

それから、水曜日、大学の方のレッスンへ行きました。大学の演奏会も近い、と言うので猛練習(していると良いなあ、と言う意味合いです。笑)今回は門下生四人での重唱もあったりするので、自分の持ち曲に二・三曲程の重唱が加わっています。そして曲は、全員シューマンの中から歌う、と言うもので、とてもマニアックな選曲のものもあったりなかったり・・・。わたしは「ミニョン(ご存知ですか、レモンの花の咲く国を)」と「においすみれ」「もう、春だ」それと「女の愛と生涯」から六曲目「やさしい人、あなたは見つめる」をソロで、「夕べの星」「幸せ」「田舎の歌」「春の歌」を重唱で歌います。レッスンと言うとみなさんどんなものを想像されるか、分かりませんが、先週水曜日のレッスンはとても幼稚園のような空間でした。クレヨンを片手に歌ってみたり、紙を千切ってみたり、友人たちが歌うときは伴奏を弾いたりと笑いの耐えないレッスンでした。↓がレッスンでの産物です。

シューマンの曲はどれも魅力的なのですが、「ミニョン」は特に好きで、前から一度歌ってみたいと思っていました。詩はゲーテというのも又一つの魅力的な部分です。「ヴィルヘルム・マイスター」から取られたこの詩にはたくさんの気持ちが込められているんだろうなあ、と思います。最後に音源と一番の歌詞を・・・。


あなたはあの国をご存じですか、そこではレモンの花が咲き
濃い葉陰では 金色のオレンジが実り
穏やかな風が 青い空から吹き流れ
ミルテの樹はひそやかに、月桂樹は高くたたずまう国
あなたはそこをよくご存知ですか?
        その国へ!その国へと
私はあなたと一緒に行きたいのです、私が愛する人よ!

それでは、また月曜日から一週間、頑張ってゆきましょう(!)