お引越ししました!

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SCHRITTE UND SPUREN

先日、去年の暮れから楽しみだった“SCHRITTE UND SPUREN”と言うバレエを見て来ました。若手の振付家たちの作品を踊る、と言ういわゆる「モダンダンス」 クラシックの曲に合わせて踊る、と言ったものでした。有名なもの(有名、と言ってもわたしが知っている、と言う有名。)で言うとバッハのプレリュードで踊るアレッサンドラ・フェリでしょうか。今回の舞台では、ブベニチェック、エロ、ライトフート、レオン、そしてキリアンと言う振付師の作品を約3時間通して上演していました。ウィーンで一番知られているのはフィンランド人のヨルマ・エロだと思います。が、わたしが好きなのはキリアン(!)と言うわけで、最後の演目「Bella Figura」を楽しみにしていました。! 新年が明けてからわくわくしていたのは言うまでもありません。

Jiri Kylian(イリ・キリアン)はオーストリアの隣、チェコ出身のバレエ振付師です。1975年にネザーランド・ダンス・シアターの副監督に就任し、三年後の1978年には芸術監督になります。2000年には埼玉県で開催された「彩の国キリアン・プロジェクト」の芸術監督に就任したのはどこかで耳にされたことがあるのではないでしょうか。・・・わたしが彼を知ったのはウィーンへ来た翌年、2006年のことです。何かバレエのDVDでも買って日曜日の暇な時間を潰そうと考えてCDショップをウロウロしていた時に、「NEDERLANDS DANS THEATER」のDVDを見て、そこで彼の作品に触れました。・・・初めて見たとき、どういうものなのか分からない感情が巡ってどうして良いのか分からなくなってしまったことを覚えています。それに、「Birth-day」と言うモーツァルトの曲を使った「物語」もあり、そちらでは本当に声を出して笑うくらいに楽しく、こんな芸術も存在するのだと気付かされました。彼の作品には他にはない「品」「感性」それに「音楽性」と「普遍性」が良い具合に混ざり合っていて、とても好きです。
今月、あと一度、見に行こうと思っています。

一部をご紹介(!)「Bella Figura」

こちらでも作品が見れるみたいです。
http://www.kylianfoundation.org/

今日はこれからカフェのサロンコンサートで歌って来ます。一曲ほど(土曜日、この話が決まったんです。とっても急でちょっと困惑しています…。汗) 何を着るか、色々と今から準備を始めたいと思います◎ これからまた一週間が始まりますね。みなさん、気を張らず深呼吸をしながら、過ごして行きましょう。!