お引越ししました!

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Benefiz-konzert in Wien

先月30日、予定していたチャリティーコンサートが無事終了しました。 来場された方の人数は覚えていないのですが、日本円にして約30万円ほど集まり、コンサートが終わった翌日、友人がオーストリア赤十字から日本赤十字へ送金するよう、手続きをしてくれました。
ウィーン内、オーストリア国内、ドイツ、スロバキア、フランス、チェコ、イタリア、アメリカ、わたしが知っているだけでもたくさんの国で、たくさんの方が日本の為に義援金を集めたり、メッセージを伝えたり、と様々な形で動いてくれています。 被災された方の為への・・・というのが今回のコンサートを立ち上げた理由(発案者は日本へ帰国されたので、残された友人が頑張って動いてくれました。)と、わたしは思っていたのですが、舞台に立ってみると、本当にたくさんの思いに駆られ、さまざまなことを思い巡らせました。 ・・・被災された方々のことを思うことも当然ですが、被災された方を知人に持つ方のこと、その場に居合わせなかったとしてもニュースなどを見てショックを受けられた方、そして本当に心から日本のことを、そして日本のこれからのことを心配してくださった方々の気持ちを思いながら、感謝と祈りと、・・・そんなことを感じながら歌わせて頂きました。

出演者は合わせて12人。 ピアニストを合わせると14人。 同じ門下の人たち、学校の先生、出演者の友人、そんな方たちが今回のコンサートに出てくれました。 突然のことだったのでどうなるかと思いつつ、本当のことを言えば、小さく、数人で、一時間くらいのプログラムで、と思っていたのに、先生がテレビの取材を取り付けたり、色々なところへポスターを貼りに行ってくださったり、本当にたくさんの力添えをしてくださいました。 チェロの方は日本の為に・・・と曲を作ってくれ、とても大盛況でした。 チェロを弾いてピアノを弾いて歌を歌って、これぞ一人トリオ。笑

他にもわたしたちの二重唱(日本歌曲)や、メンデルゾーンの二重唱など、日本の曲、そして現地の曲と演奏しました。 コンサートが終わった後、みなさん口々に言うのは「日本の曲がこんなに綺麗だとは思わなかった!」「西洋音楽と一緒に演奏をしても決して引けをとらない!」とも言われ、それに対しても心が温まるようでした。 「テレビを見て来たのよ!」という方も数名居られ、少し話をしたのですが、皆さんとても優しい方ばかりで、言われた言葉をそのまま届けられれば良いのになあ、とも思いました。

小さいことでも積み重ねて行けるよう、これからも(きっとわたし自身は企画することはないでしょうが・・・)参加して行けたら良いな、と思いながら、最近の天気の気まぐれを呪っています。笑