クロアチア dva

クロアチア二日目。この日はザグレブ市内の観光をしました。天気も良く、良いお散歩日和！　南イタリアに比べると治安が天地の差だったので、気軽に街へ繰り出して、気分良く歩くことが出来ました。笑
まず最初に向かったのは民俗学博物館。

こうやってその国の博物館に行くと色々な刺繍や民族衣装が見られてとても面白いです。そしてやはりわたし好みな刺繍がたくさんありました。笑

んー！可愛い！こんなの着たいです！長袖の白いブラウスに大柄な花の刺繍がしてあって、長いスカートに、ちょっとお洒落なレースが付いてて、編み込みで出来たタイツ？ソックス？に皮の少し萎びた靴！顔がこんなの（笑）じゃなかったらこう言った類の服を着てみたいものです。友人で一人、こう言った格好のよく似合う子がいたのですが、会うたびに羨ましかったです。今思い出しても凄く思います。
民族衣装を堪能した後、青果市場へ向かいました。赤いテントが張られ、手前にお花。そして階段を上がると果物、そして野菜が続きます。

クロアチアは、コーヒー、紅茶以外（笑）は普通に美味しく、中でも野菜、果物がとても美味しく感じました。その食材がずらっと並んでいるところを見るのは少し感動的なものがありました。オーストリアの市場とも違うこの空気！　観光客向けではなく、地元の人たちが毎日利用するような、そんな雰囲気が好きになりました。そして市場内、果物の良い匂いがしてた、よね。笑

そして、19世紀に建てられたヨーロッパで最も美しいとも言われる「ミロゴイ墓地」へ。海外へ観光に来て、好んで墓地に来るのは日本人が殆どだと言いますが（著名な方の墓地を見に、だとか）この墓地は「墓地の綺麗さ」の為に来てもまったく損がなかったです。街から少し離れ、蔦の絡まった聖堂や回廊、木々も鬱蒼と茂っていて、まるで散歩しにここに来ているような感覚になりました。笑

日本の墓地は、周りに緑が少ないのでお盆辺り、行くのが嫌になります。暑くて。どうして砂利に囲まれていて、どうして木々がないのだろうか、と不思議に思います。まあ、文化の違い、宗教の違い、様々なことが重なってそうなったのだとは思うのですが。ちなみに・・・墓地で読書、は西洋では普通にありえます。
軽くパンは食べて来たのだけどお腹が空いて来たのでレストランへ。

ガイドブックによればここは民族衣装を着て接待している、と書いてあったのですが、夕方くらいに入ったからかお兄さんが一人、（民族衣装的にも見えましたが）普通のブラウスで接待してくれました。笑
・・・お腹もいっぱいになったことだし！と、近現代美術館へ。19世紀〜20世紀に掛けての作品を置いてある美術館。クロアチアの画家、と聞いてピンと来ませんでしたが、なにか思うものがあるかなあ、という興味の元行ってきました。結果的には・・・ピンと来るものにはなかなか出会えず。。（その前にイタリアに行ったということも大きく影響しているのでしょうが・・）　殆どの作品から「僕たち、絵が好きでこの絵を描きました！」という雰囲気がビシビシと漂っていました。言葉にするとよく分からないかも知れませんが、わたしの感想としてはそんな感じです。

そんなわけで、ちょっと休憩！ということでホテルへ戻り。ベッドで横になっていたらいつの間にか寝ていました。うん、ちょっと疲れてた。。そして夕飯はホテルで。それでもって就寝。
次の日は少しザグレブから離れ、シサクという町まで遠出です！