お引越ししました!

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京都旅行

秋になりつつありますね。お久しぶりです。・・・って、久しぶりの日記の一番初めが「蝉の抜け殻」なんて・・・色気のいの字もありませんね。苦手な方は早めにスクロールして下さい笑
この蝉の抜け殻は京都へ旅行した際に訪れた「大山崎山荘美術館」の庭園で見かけたものです。弟と一緒にいい歳して(どちらも成人済み)はしゃいで写真を撮りました。「夏はやっぱり蝉とか蝶とかトンボとかカブトムシだよね」とか言いながら。笑


今年の夏、2011年の夏は2ヶ月ほど日本へ帰っていました。長野、広島でのデュエットのコンサート。 そして合唱団の指導(?)と高校の同窓会、先月末のチャリティーコンサートと、日本へ帰る前は「忙しいかもしれない」なんて思ったのですが、然程忙しいこともなく日本の時の流れの速さに踏ん張る間もなく流されてしまった、という感じが否めません。 日本は素早いです。 日が昇るのも暮れるのも。 でも、その中で生活している人たちが居て、上手く時間を使って、様々なことに力を尽くしているのを目の当たりにして、凄く自分が情けなくなったのも事実で、・・・と言っても実家は心地が良いので、のんびりしてしまいますが(声を大にして言いたい。笑)


さてさて、先月末のチャリティーコンサート。あまり宣伝していないにも関わらず(これはわたしが思っているだけのことですが)たくさんの方に来て頂けてとても嬉しかったです。
そして、・・・こんなことをここで書くのはきっと駄目な事なのだろうと思いますが、生まれて初めて「歌っていて動揺」しました。寧ろ「動揺した自分に動揺していた」という方が正しい・・・! 音楽専用ではない場所で演奏するということに多少「慣れている」とは言え、音の反射、席の並び、会場の持つ空気感、楽屋、など、そんな些細なところからもこの動揺は生まれたんだなあ、と今になってようやく理解出来ました。 なので、ぜひ、市には音楽専用のホールを作って貰えたらな、と思います。 どうも多目的の意見が多数出ているそうなのですが、一度「ちゃんとした音楽専用ホール」を作った方が良いのではないかとわたしは思います。 多目的ホールなんてどこでも代用が効くものだし、この度多目的ホールを作っても結局何年か経った後には「音楽専用のホールを!」なんて意見がどこからか出てくるに決まっています。 とわたしは勝手に思っています・・・。笑


話を切り替えて、9月、ウィーンへ帰る前に家族で京都で遊んで来ました。 大山崎市にある大山崎山荘美術館で「かんさいいすなう」をしていたので、そちらと、、



建築家ウィリアム・ヴォーリズの設計した駒井家住宅に行きました。 写真は駒井さん宅にあるお庭。温室の中から撮ったものです。 数年前、近江八幡へ行ったことを思い出します。 あの時も豪雨で・・・晴れているときにもう一度行って見たいです。



そして、京都市美術館へ行って「フェルメールからのラブレター展」に行って、フェルメールの作品の少なさを残念に思いながら、子ども向けに置いてあった解説の書いてある紙が面白くて良かったです。 会場を見渡しても、誰も見ていませんでしたが、絵画の見方や、同じようなことが二枚の絵画に描いてあるけれど、なにが違うのか、どちらをどう思うか・・・そんなことが書いてあって、一緒に行った従妹とわいわいしながら美術館のなかを見て回りました。 行かれる方がいるなら(開催は10月16日までです)、作者や作品名の書いてある紙ではなく、隣に置いてある子ども向けの紙を取ってそれを読みながら作品を見ることをお勧めします!!!笑
あと、やはりオランダの画家、ヤン・ステーンの作品は群を抜いて好みでした。 色や描き方とかではなく、絵画の中に納まっているものの配置が非常に整っていてバランスが取れていて。 ウィーンには「農民の結婚式(騙された花婿)」がありますが、道徳的なものを巧みに使っていて面白いです。
あと、三十三間堂にも行きました。初めて知った「今様(いまさま)」をちょっと調べてみたいです。


ああ、書きたいことを全て書いたら、なんだか力が抜けてしまいました。今から練習します! 来週までにフランス語の曲を二曲、仕上げよう!という目標を飛行機の中で立てたので・・・出来ると良いな!笑

それでは、どんどん秋が近づいていますね。
日本の紅葉はキレイだろうな、なんてことを考えながら、、。