お引越ししました!

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Royal Stockholm Philharmonic Orchestra

Royal Stockholm Philharmonic Orchestra
ヴァイオリン // Lisa Batiashvili
指揮者 // Sakari Oramo

●Johannes Brahms (1833-1897)
 Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 77 (1877-1878)
●Igor Strawinsky (1882-1971)
 Der Feuervogel. Ballett in zwei Bildern mit Instroduktion (1909-1910)

日本にサカリ・オラモが来日した時に、良かったよ、と言う話を色々と聞いていたので楽しみにしていました。念願のオラモさん!とその日は一日ウキウキして、あまり練習に集中出来なかったような・・・笑。
ブラームスのヴァイオリンコンチェルトは、実はあまり聴いたことがなく、実際に聴いてみて、あれ?これがブラームス?と言うくらいにソフトな音のオンパレードでした。それに、ソリストの演奏よりもオーケストラの音の作り方に耳が行ってしまい、今では「彼女、凄く綺麗だったよね!」と言う印象しか残っておりません(あああ、ごめんなさい)。 ただ、ソリストとオーケストラの掛け合いが物凄く良く、「コンチェルトになるとやる気を無くすオーケストラ」と言うイメージ(あくまでもイメージです。そうで無かったらすみません・・・。)がものの見事に覆されました。交響曲と違い、コンチェルトは「室内楽的な」ものを持っている、と常々わたしの思っていたことがリアルに表現されているように感じて、とても嬉しくなりました。
何事もそうですが、相手が一人であれ、大人数であれ「言葉の掛け合い」や「音の掛け合い」、そう言った「相手の心に耳を傾けること」を大事にしなくてはいけないな、と思いました。
そして、ストラヴィンスキーの「火の鳥」は、音量の幅が大きく、音色の種類も多く、彼の後姿を見ながら、楽しそうに演奏をする人たちだなあ、と感じました。オラモさん、見た目はちょっとエリートをゆく営業マン(?)みたいなのに、式台に立って指揮を降り始めると表情が豊かになって、、、あんな風に表現出来たら良いのになあ、と色々反省しました。
オーケストラの響きは、ストックホルム・・・北欧を感じる程に透明感のあるソフトな響きで、弦楽器と金管楽器、そして打楽器との掛け合いがとても上手く、ピアニッシモからフォルテッシモまでの音の幅、響き、音色が統一されていて、久しぶりに「良いオーケストラを聴いた」と言う感じでした。

もう一度、オラモさんの指揮を見る機会があるので、そちらも楽しみです!

そして、昨日、郊外にあるクロスターノイブルク(Klosterneuburg)と言う小さな町に行って来ました。友人のピアノのリサイタルがあると聴き。

最近、とても寒い日が続いているので暖かくなってくれたらなあ、と願ってはいたのですが、そんな天気がコロッと変わるわけもなく、青空だけが救いだったような気がします。寒さでドナウ河も氷が張っていたり、吹き付けてくる風で顔は痛いし、膝は割れそうだしで、気持ちが折れそうでしたが、素敵な田舎町でした。夏になると、ガーデンツアーをしているそうなので、花が咲いている頃にまた行きたいと思っています。!

明日も寒い日が続くようですが、風邪を引かないよう、気を付けて行きましょう◎