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Märchen von アンデルセン, Dusan Kallay, Kamila Stanclov

先月のお話。日本へのお土産を買いに行った近くの本屋さんで発見したアンデルセンの「童話集」
なんの変哲もない普通のアンデルセンの童話集ですが、この挿絵を描いているのがスロヴァキアの挿絵画家「Dusan Kallay(ドゥシャン・カーライ)」と「Kamila Stanclov(カミラ・シュタンツロヴァー)」だということを見て、即購入。。(レジの隣に山積みにされ半額になって庶民に優しいお値段になっていたのでついつい・・)

三年前。板橋区の美術館で展覧会が催され、ちょっとした話題になっていました。
ぜひいつか手に入れたい!童話集でも絵本でもなんでも!と思っていたのがやっと叶いました。

四年を掛け、アンデルセン童話集170篇一つ一つに描かれたこの挿絵たち。東欧独特の色使い、構図、想像力など、面白い発見がいくつも見ることができます。この本はそんな170篇のなかの52篇が収められています(他に二冊あります)
この52篇には、「赤い靴」「こうのとり」「年とったカシの木の最後の夢」「ナイチンゲール」「人魚姫」「風がヴァルデマー・ドウとその娘のことを語る」など、面白い童話が盛り沢山。日本語版も入手できるようですが、わたしはドイツ語で暇なときに読みながら楽しみたいと思っています。・・・ちゃんと読めるかは試してみないと分かりませんが・・・苦笑。

わたしはどうもアンデルセンやペロー、イソップ、ヤンソン、グリム兄弟は「大きくなって読むもの」と思っていたので、今回このアンデルセンを見て、妙に納得してしまいました。(その癖、小学生に入ったばかりはミヒャエル・エンデの「はてしない物語」が大好きでした・・・笑) 挿絵は物語の内容よりも記憶に残っていることがあるので(わたしはそのタイプでしたが、弟は物語を覚えているタイプ)内容ともども、絵も重要な役割を示していることが伺えます。

 

将来親になったら子どものためにも、親である自分のためにもなるような、そんな絵本を読み聞かせてあげたいものです。