お引越ししました!

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きんきょうほうこく

・・・前の記事から約一年・・。恐ろしい。みなさまはお変わりはないですか。わたしは相変わらず細々と元気にしております。なかなかここに来ることが出来なかったのは個人的な問題が大きくなり手が回らなかった、と言った感じです。年が明け、歳も取り、ようやく精神的にも時間的にも余裕ができたのでこちらに舞い戻ってきました。どうぞお付き合いください。

そしてそして突然なのですが、二ヶ月前に日本へ完全帰国いたしました。
いきなりの引き上げにウィーンのお友だちたちには本当に驚きと戸惑いがあったようで・・泣いて抱き合って別れを惜しんでくれた人たちにさようならして・・怒涛のような引っ越しでした。なかでも家の契約から、保険、携帯、ネット、ガス、水道、と殆ど大家さんが電話してくださいました。たくさんの心優しい人たちに恵まれた地を離れることは辛かったですがまた新たな活動を志に日本に帰ってきました。

日本ではみよし児童合唱団のボイストレーナーをすることになり、毎週子供たちと一緒に作品を作り上げています。年に二度日本に帰っているときによく手伝いには行っていたのですがこうして継続的に指導するのは初めてのことなので、辛いことがこれから何度も待ち受けているとは思いますが、子供たちの成長と共にわたし自身も成長していけたらな、と思っています。
もう二ヶ月ほど指導をしていますが中学生の子供たちが空いている時間に「ちょっと質問があるんですが・・」「こういう時はどうしたら良いですか」「これは合ってますか」と言ってきてくれているので掴みだけは成功したかな、と思います。児童合唱というと立って歌うという「堅い」イメージがあり声もどちらかと言うと「一色」になりがちですが、わたしは「個人の一番良い声を出させてあげる為の指導」をしたいと思っています。なのでもしかすると一般的な「合唱」というものとはかけ離れてしまうかもしれません。でも、人数が何人であっても「個人の声を大切に育ててハーモニーを作りたい!」を目標に指導して行きたい!と強く思っています。
ですから、わたしが指導で使うものは見本になる「先生の声」を聞き真似するよりも、目に見えて自分の声が実感できるものが必要だと思い、クレヨンやボール、新聞紙、人形などなど「視覚」を使って練習しています。それを使う度に子供たちから「凄く楽に歌えてびっくり!」という声を聞き、一人でほくそ笑んでいます。笑
まだまだ未熟で至らない点がたくさんありますが、精一杯できることをして行きたいです。

他には・・まだ何も活動は決めていませんが合唱、個人ででも教えていけるようになったら良いなあ、と思っています。自分のコンサートも今年は10月までチョコチョコ入っていますので自分の声も自分で(!)指導していかなくてはいけません。色々と不安はありますが一歩一歩、前進します!どうぞ、日本でのわたくしも宜しくお願いいたします。



淀川 萌