お引越ししました!

https://ameblo.jp/singen-froh-369/

ウィンターコンサート

 明日となりました!

みよしKIRIRI児童合唱団&ティーンズ・コーラス・プロジェクト“きらめき” ウィンターコンサート

 この度、広島市内で出来立てほやほや(というとKIRIRIもそうなのですが…笑)な“ときめき”さんとご一緒できることはとても嬉しいです!
 秋口に練習を少し見させていただいたのですが、練習室に入るなり、元気な「こんにちは!」という明るい挨拶と、朗らかな歌声が今でも耳に残っています。街の子供たちはやはり雰囲気が違いますね(誤解のないように言っておくと、KIRIRIの子供たちがどうだとかいうわけではないです。)

f:id:lily0000:20151204223111j:plain

 明日はわたしも一曲ほど。そしてみよしKIRIRI児童合唱団と一緒に一曲ほど歌わせていただきます。とてもとても楽しみで、早く明日にならないかなーなんて。
 春から児童合唱団の立ち上げのことで指導者はもちろんのこと、事務方、保護者の方々も様々な想いを持ちながら日々を過ごしてきました。会議がスムーズにいかず、その後に控えた練習で子供たちと上手くコミュニケーション取れなかった日、思い通りの指導ができなかった日、想いがその子の心に響かなかった日、自分自身に情けなる日、子供たちに対して悔しい想いをした日…色々な想いがたくさんたくさんありました。それはわたしの未熟さ故でのことでもあり、指導者としての自覚も甘かったことでもあるので、これからもっともっと真摯に「指導者」として、児童たちの「ちょっと年上のお姉さん」として(笑うところ)子供たちと、そして児童合唱団を支えてくださる人たちと向き合っていかなくては…と思っています。

 今日は夜にホールへ行き、会場の飾りつけなどをいたしました。大きなツリーが出迎えてくれます。
 コンサートが終われば子供たちは交流会へ。どんな話に花が咲くのかとても楽しみです。
 

f:id:lily0000:20151204223119j:plain

 (明日が良い一日となりますように…。)

愛はこの世で一番やさしく、いきいきとしていて、いちばん道理にかなったもの。

11月29日に京都のNAM HALLでの「Trio concert 冬のきらめき 音にのせて」が無事に終了いたしました!

f:id:lily0000:20151130231646j:plain*1
 わたし自身、初めての京都でのコンサートで、正直どうなることかと思っていましたが、滋賀在住の濱悠理子さんのお蔭もあり満席を超える方々が聴きに来てくださり、お見送りのときにはたくさんの方に優しい声をかけていただけました。
 「コンサートって真面目に聴くものだと思ってたけど凄く楽しかった!」と笑顔で帰られた瞬間に「今日を迎えられて本当に良かった」と実感いたしました。
 初めてのところでしたので、お客さまの雰囲気もいつもと違って喋ることも不安はありましたが(自己紹介の辺りは少し緊張しておりました…)ちょっとしたことで笑ってくださったり、ほろ酔いになっているわたしが近づいていくと「どういう表情をして良いのか分からない…と、戸惑った表情の方」もおられ(笑)演奏しているわたしは本当に楽しく、コンサートというものを身近に感じていただけたのではないかと思っています。

 この度のコンサートは、これからわたしを含めた四人の出演者がこれからどのような形で音楽の道に携わっていくのか。そう言ったことを考えるチャンスのコンサートでもありました。日本に帰国して早二年が経ちましたが、世の中のこと、教育のこと、人間関係のこと、日本のクラシック音楽界のこと、殆どのことに違和感は拭えていませんがそれでも心を砕き、摺合せて歩んでいかなくてはいけないのだという想いを新たに、来年からも妥協せずに歌っていきたいと思います。
 そしてコンサートを無事に最後まで導いてくださったスタッフの皆さま。応援してくれたみんなと遠くからコンサートの為に駆けつけてくれた友人、知人(この度は名古屋から足を運んでくれてました!ありがとう♡♡♡)たくさんの方のお蔭で無事に終えることができました。ありがとうございました!

 次に京都で歌えるのかは分かりませんが、機会があればまた京都に行きたいと思っております。ですのでその時は(その時も?笑)暖かく見守っていただければ幸いです。
 次回のコンサートは今週の土曜日に三次で。そしてクリスマス会と12月20日は安芸区民文化センターでアキクラのコンサートに出演いたします。
 インフルエンザなどが流行っているそうなので今年の残り一ヶ月。風邪など引かないよう過ごしていきたいと思います。

 (心から、感謝を込めて。。)

*1:出演者のみんなと。
左から濱ちゃんの伴奏をしてくれた藤井友里ちゃん。ピアニスト鴨田友梨香ちゃん。フルーティストの濱悠理子ちゃん。そしてわたし。

霧と一緒に恋をした 見えないあなたに抱かれてた

中秋の名月に行われた「奥田元宋・小由女美術館 満月のロビーコンサート~月と星と音楽と~」無事に終了いたしました。!

f:id:lily0000:20150930115909j:plain

この度は高校時代の後輩である鴨田友梨香ちゃんと一緒に演奏し、前々日から広島市内で合わせをしたり、一緒に夕飯を食べて夜遅くまで話をしたり…本当に充実した毎日を過ごすことができました。
「三次に行くのが初めてだった」という友梨香ちゃん。こんな山奥になんて用事がない限り行ったりしないものなァ、と思いつつ、それでもこのコンサートに誘ったときに「行きます!」と即答してくれた事、本当に嬉しかったです。

そしてお昼は想像通りの人数の方々が来て聴いてくださったのですが、夜の部ですよ。夜の部。なんと300人を超える方々に来ていただけました。驚きです。驚きすぎてオドオドしておりました。若干。笑
それでもたくさんの方々とあの時間を共有できたこと、友梨香ちゃんのピアノの音色に乗せて歌えたこと、幸せでした。そして本当に「有名だと思うからプログラムに入れよう」と思って入れた曲が尽く的外れだった、という衝撃…。。選曲って難しい…!

けれど「初めて聴いた曲ばっかりだったけど選曲が良かった!」と後日言っていただけまして…救われた気持ちになりました。笑

-----------------------------------------------------------------
◎プログラム

C.ドビュッシー作曲・T.パンヴィル作詞
「星の夜」
C.ドビュッシー作曲・A.ジロー作詞
「麦畑の花」

J.S.バッハ作曲
「平均律クラヴィーア曲集第1巻 第18番 嬰ト短調 BWV.863」
モンポウ作曲
「歌と踊り」より第6番 変ホ短調

中田喜直作曲・三木露風作詞
「おやすみ」
中田喜直作曲・鎌田忠良作詞
「霧とはなした」

~アンコール~
武満徹作詞・作曲
「小さな空」

-----------------------------------------------------------------
次回、友梨香ちゃんと一緒に演奏するのは11月29日に京都のNAM HALLでしますデュオコンサート。このコンサートでは滋賀県に住むフルート奏者の濱悠理子ちゃんも一緒です。
またご案内いたしますのでご旅行の際などお時間ありましたらぜひ聴きに来てくださいませ!宜しくお願いいたします!

f:id:lily0000:20150930115917j:plain

For the Beauty of the Earth

f:id:lily0000:20150822165312j:plain

 8月22日・23日に行われた「歌のおくりもの」そして「広島県少年少女合唱連盟定期演奏会」が無事に終了いたしました。
 遠くから駆けつけてくださった方々もおられ、懐かしい顔もあったり、本当に一出演者として良い時間を過ごさせていただきました。
 このような機会を作ってくださった三次音楽家協会の皆さま、みよしKIRIRI児童合唱団のみんなと、児童合唱団を応援してくださっている三次市民ホールきりりの皆さま、そして出演者である村山岳さん、菅野祥子さん、渡部優美さんにお忙しい中、公務の時間を割いてお会いしてくださった増田市長さん、松村教育長さん(団長さん)、本当に本当にありがとうございました!
 日本に帰ってから「みよし児童合唱団」との関わりが「みよしKIRIRI児童合唱団」へと変わり、わたしの持っているもので何か地域の音楽発展の為、子供たちの何か役に立てることはないかと考えていましたが、こうして快くウィーンから菅野祥子さん、東京から村山岳さん、渡部優美さんをお招きすることができて、わたし自身もとても嬉しかったです。それに加えて、子供たちが「この夏は久しぶりにお腹が痛くなるまで大笑いできて凄く楽しかったです!」と言ってくれたので、本当に自分自身がウィーンに行けたこと、そして気持ちの良い先輩方と出会えたことに心から感謝しております。

f:id:lily0000:20150901123636j:plain

 そして三年振りとなったこのコンサート。日本に帰ってからというもの「下手に練習してしまうと違ったものになるのではないか」と不安に駆られる毎日でしたが、それを一掃できるだけのパワーを祥子さん、岳さん、優美さんからいただき、秋にはウィーンでコンサートが出来る…かも…?なんて予定を組んでいたり。。。
 
 そして翌日の「広島県少年少女合唱連盟定期演奏会」ではソロを一曲と祥子さんとのデュエットを一曲歌わせていただき、まさか祥子さんの指揮で子供たちと合唱をすることになるとは…!という感じで思いがけない思い出をいただきました!

f:id:lily0000:20150823160848j:plain

 これからまた色々なことに挑戦しつつ、子供たちの為にも、そして少しでも多くの方にクラシック音楽の素晴らしさ、面白さ、楽しさを感じていただけたら…!と思っております。
 次回のコンサートは9月27日(日)三次市にあります奥田元宋・小由女美術館でのロビーコンサートに高校時代の後輩、鴨田友梨香ちゃんと一緒に出演します!美術館ではゴーギャン展をされていますので、ぜひそちらもご鑑賞くださいませ。

f:id:lily0000:20150901144952j:plain



わたしの祈りがあなたの元へと届きますように

f:id:lily0000:20150821221624j:plain

(大きな声で)随分とご無沙汰しております!
(小さな声で)サボっていたわけではなくて、ですね(ごにょごにょ)

明日に迫ってまいりました。「歌のおくりもの」
そして明後日には「広島県少年少女合唱連盟定期演奏会」が行われます。
「歌のおくりもの」の出演者もこの日にゲストとして演奏いたします。そして合同曲も。

この「歌のおくりもの」はウィーンで出会った先輩方とのコンサートで、実に三年振りでした。前回は三次市民ホールきりりの前身でもあります「三次文化会館」で行われました。そして三年の月日を経て、この度は「三次市民ホールきりり」でのコンサートで開催いたします。
そして「みよしKIRIRI児童合唱団」も賛助として出演してくれ、大人から子供まで真剣に気軽に楽しめるコンサートにしよう!と色々と案を練っております。

先輩方と過ごしていると「あ、そうだよな」と納得するところ、「やっぱりすごいな」と尊敬するところ、「こういう所は変わって無いな」と笑えるところが話せること。
そして恩師が同じでもあるので先生の「こういうところ、変だよね~」とか「こういう感性は凄い」とかマイナスもプラスも一緒くたに話題にできるところ。こういう「なんでも好きに言えて気持ちの良い場所」というものがあることに本当に喜びを感じています。
三年という月日の中で、祥子さんは今でもウィーン少年合唱団のボイストレーナーを務められ、岳さんは東京と東北と本当に幅広く活動され、わたしはと言うと、日本に帰り、色んな出来事で「これが日本の社会なのか…」と感心したり呆れたり…。まだまだ悩みもつきませんし、言いたいことの言えない社会、そして相手を否定してばかりの社会に疑問ばかりが先行していますが、これもこれで良い経験なのだと思って過ごしています。
そんな中で今回のコンサートを迎える意味が本当にあったのだと思います。そして賛助出演してくれる「みよしKIRIRI児童合唱団」の子供たちにも、祥子さん、岳さんの「何が凄いのか」を肌で感じてくれたら良いな、と期待しております。そして会場に来てくださった皆さまとステキな時間を過ごせたら…と思っております。!

お時間ありましたらぜひ聴きにいらしてください。

 

 「歌のおくりもの」2015年8月22日(土)
三次市民ホールきりり 大ホール 14時半開場・15時開演

料金 ・前売
大人   2,500円
高校生以下 500円
ペア券  4,000円(前売のみ)

・当日
大人   3,000円
高校生以下 800円

※全席自由席
お問い合わせ先 三次音楽家協会
TEL:080-8243-1540

 

 

Salon Concert -歌と夢にのせて-

f:id:lily0000:20150513172204j:plain

とっても久しぶりな記事になりました。お久しぶりです。
なんだか天気も安定せず体調など崩されている方が周りに多い気がします。まだ病院には一日一人はインフルエンザで来院があるのよ~なんてまだ聞きますし、気を付けないといけませんね。。

来月のことですがサロンコンサートに出演いたします!

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
【Salon Concert -歌と夢にのせて-】
日時:2015年6月13日(土)
14時30分開場・15時00分開演
会場:三次市民ホール きりり
(広島県三次市三次町111-1 Tel:0824‐62‐2222)

出演:ソプラノ・淀川萌 ピアノ・木津田真紀
プログラム:R.シューマン「愛の歌」
      A.ベルク「ナイチンゲール」
      木下牧子「抒情小曲集」より ほか

チケット:一般3000円(当日3500円)
     高校生以下 1500円(当日同)
(ささやかではありますがお飲物とお菓子をご用意しております)
お問い合わせ:三次音楽家協会 080-8243-1540
       m.y.0109@hotmail.co.jp(淀川)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

このサロンコンサートは前回にも開催いたしました広島市でのコンサート 

を元に企画しまして、それをシリーズ化しよう!という試みの第一弾目です。
この度は三次市民ホールきりりを拠点に活動する「みよしKIRIRI児童合唱団」のピアニスト木津田真紀先生と一緒にロマン派から現代、日本歌曲やオペレッタを交えながら演奏いたします。
次回は12月に予定をしておりまして、わたしのウィーン時代の友人のピアニスト山口友由実さんをお招きして開催する予定にしております。
来年の出演者も今現在調整中でございます!色々な楽器の方や面白い話のしてくださる方(笑)を探して声を掛けておりますので、お楽しみに♡

宜しくお願いいたします!



淀川萌

守る姿勢はなにを守っているのか、という不思議。

2月15日。「おかえりなさいコンサート」無事に終演いたしました。

コンサートを開催しないかというお話が来てから丸半年。困難なことが「これでもか!」という位に前日、当日まで押し寄せて来ましたが、それでも開催することが出来たのは、共演者をはじめとする方々の温かいお心と心遣いがあったからでした。本当にありがとうございました!
あまり纏まりのないプログラム*1だったのですが「プログラムの流れが凄く良かったよ!」という声をたくさん頂き、同じような雰囲気で、近い内に広島県内外でコンサートが出来そうな予感です。また話が固まり次第、宣伝させていただこうと思っています。宜しくお願いいたします!
この度のコンサートでは、遠いところでは山口県、福岡県、京都府、東京都から足を運んで下さり(思えばMOEKAの広島公演も群馬県や名古屋、神戸から足を運んで聴きに来てくださいました)懐かしい人にもたくさん会えて、本当に演奏会が出来て良かった!と心から思いました。ここからまた広がる輪が良い共鳴をして更に大きくなれば良いな、と思います。

そして日が変わって月曜日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で出演されたコンシェルジュの阿部佳さん。わたしの両親とご縁のある方で、わたしはお会いしたことはないのですが「凄い方だなぁ」と見ていました。
「忙しいからこそ仕事を雑にしてはいけない」「守りの姿勢だから仕事も雑になる」と言われている姿を見て、本当に背筋の伸びる想いがしました。この度のコンサート、わたしは守りに入っていなかったか、忙しいを理由に雑になっていたところはなかったか、などなど、本当に反省するべきところばかりがわたしの心のなかに響いていました。

わたしはコンシェルジュ (講談社文庫)

わたしはコンシェルジュ (講談社文庫)

 

多種多様な考え方が認められている今のこの世の中で なにを一番重要とするか は人それぞれです。この度は本当にそれを重く実感しました。そうした中で意見を纏め、意見を交わし、意見を共有するということの難しさ、そしてその面白さを垣間見ることができました。
特にこれから「もしも、また何人もの共演者と演奏会をする場合に」重要視していきたいことは、賛成でも反対でもその場で思ったままを意見する、ということです。その行為は単に自己主張するだけでなく「その場に自分が居る」という存在意義にもなりますし、それをしないのはただの「逃げ」や「守り」だと思っているので、この度の阿部さんの言葉、

守りの姿勢だから仕事も雑になる

という言葉が重たく心に響きました。そしてきっとその目標に居られる「お客さま一人一人の表情」を思い浮かべながら進むことで自ずと行動することが増えて行くのだろうと思いました。何に重きを置くのか、それをもう一度わたし自身も見直していくべきかと思いました。
この度のコンサートでは一人一人のお客さまの顔を見ながら演奏することができ、喋っている間、真面目な話から、ちょっと砕けた話、ふざけたような話などいろいろとしましたが「うんうん」と相槌をするように聞いてくださる方が多く、わたし自身、楽しんで舞台に上がることが出来ました。そうしたお客さまの姿勢が本当に励みになりましたし、これからもこうしたFace to Faceのコンサートをしていきたい!と強く思いました。


さあ!三月ももう間近!
来週日曜日は三次市民ホール「きりり」のプレイベント。
そして来月には関西グリーの演奏会にみよし児童合唱団が出演します(そこでちょろっとソロを歌わせていただく予定です。)それが終われば春には東京へ。また新しい出会いが待っています。楽しみです。

*1:ドイツ語圏から帰って来たのに演奏するのはフランス語ものが多かったのです