お引越ししました!

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喋ること

先月行った広島でのMOEKA Duett Concert No.4の際に依頼のお話があり、ラジオの収録に行って来ました。*1

「ヒロシマ・ウィメンズ・ハーモニー」(http://hfmweb.jp/blog/w-harmony/
2014年12月12日(金)10:15-10:30 放送予定


広島FM
http://hfm.jp/

ぜひ聞いてください!と大声で言いたいところですが 喋るの得意じゃないんだよ! という思いばかりが先行してしまい中々大々的に宣伝というわけには行きませんが、ちょこっと宣伝しておきます。ちょこちょこと。いろんなところで。
パーソナリティは宮前道子さん。声が綺麗な方はやはり(直接お会いしても)綺麗な方なんだなあ、と妙に納得しました。
引き出しの開け閉めの苦手なわたしを上手く上手く先導してくださり本当にありがとうございました。!


しかしながらテレビとはまた一味も二味も違い、『声』だけで情報を発信するという難しさを垣間見たような気がしています。
舞台に上がれば、出演者から醸し出される雰囲気にプラスして演奏に入れば声や顔の表情、手の表情、それにまた作曲家や作詞者の手助けがありできるものですが、ラジオはそうはいかないと感じ、一つに「声」を使ったお仕事とはいえ、共通点もあり、相違点もあり、興味深い分野だなあと思いました。(まあ、喋ることが得意じゃない故なんですが。)
わたしのなかで「喋ることが得意な人」と言えば「彼氏」や「恐妻家」という語をつくられた「徳川夢声」さんなんですが、このラジオ収録の少し前にひょんなことから夢声さんが「喋りは間が命!」みたいなことを書いておられたなあ、ということを思い出しまして、時間を見つけては彼の著書を読んだりしていました。

話術

話術

夢声さんは「漫談家」さんですが、わたしのなかでは山陰の名物、日本の元祖生姜糖を作られている「来間屋」さんのイメージがとても強く、


徳川夢声=生姜糖=漫談家


なんて摩訶不思議な方程式が出来上がっています(生姜糖嫌いな漫談家さんには申し訳ないです)
どうしてそうなってしまったかというと、来間屋さんの生姜糖の箱に夢声さんの「歌」が書かれているからなんです。
いつも好きで食べていたこの生姜糖。箱がステキで美味しいからお土産にも最適!と思って色んなところで使わせていただいていたのですが、ある時「ほー、徳川夢声さんの歌が書いてありますねぇ。彼は山陰出身でしたか。」なんて尋ねられ、それが夢声さんを知る切っ掛けとなりました。あの方の一言がなければきっと今でも 徳川夢声 という人物がいたことも知る機会はなかったでしょう。

思えば、その方は本当に物知りな方で、色んな分野のお話に長けておられたように思います。なにごとにも興味を持ち、注意深く観察し言及する、、その方のそういう姿勢を見ていて、無知な自分を恥じるどころか清々しい気持ちで新しいことにチャレンジしよう!という意欲が湧いていた気がします。よく分からない、知らないことには誠意を持って興味を持つ、ということを自然にできる人になりたいと思いますし、興味を持つことは「忍耐と努力と誠意とを持って接すること」でもあると思います。
日本に帰国して半年を過ぎ、そのことを肌で感じることがとても多くあります。ウィーンと日本のギャップや日本人「らしさ」に打ちのめされることもあります。けれど、ここで頑張ると決めた以上、どんなところであっても、自分らしく誠意を持っていたいと強く思います。


話がズレにズレてしまいましたが、ラジオ放送があります(今日の主題!笑)
宜しくお願いいたします!

*1:写真はありません。すみません。せっかくスマホにしたのにほぼ電話しかしていないというこの携帯離れという名の体たらく。